ロボ太

はかせ、端末をたくさんつないだら遅くなったよ。つなぐ台数が関係しているの?

Wi-Fiはかせ

Wi-Fiは接続台数だけで遅くなるとは限らんのじゃ。 待機中の端末が多い場合より、数台で動画や写真同期を同時に使うほうが影響することもある。 通信を一つずつ止め、停止前後を比べようぞ。

どの端末が通信しているか確認する

ルーターの公式アプリや管理画面で、現在接続中の端末と送受信量を確認します。 Google Homeの端末確認手順では、「お気に入り」→「Wi-Fi」→「デバイス」から確認できます。 一覧には過去に接続した端末も含まれるため、履歴の台数と現在通信している台数を区別してください。 見覚えのない名前は、家族の端末や家電かどうか確かめます。

Google Nest Wifiの案内でも、大容量の通信を同時に行うと、端末同士がインターネット回線の帯域を分け合い、遅くなる場合があると説明しています。 製品仕様の「最大接続台数」は、全台が同時に快適に使える保証値ではありません。

写真のクラウド同期やクラウド録画カメラは、上り回線も使います。 自宅内でNASへ直接転送する場合は宅内通信なので、インターネットへの送信と分けて記録してください。

一つずつ止めて同じ条件で比べる

  1. 遅い時刻に、同じ端末、場所、接続先で下り速度、上り速度、Ping(応答時間)を記録します。 同じ測定サービスを使い、測定先サーバーを選べる場合は固定します。
  2. 動画再生やゲームのダウンロードなど、一時停止できる通信を一つだけ止めます。
  3. 送受信量が落ち着いてから同じ条件で測定します。 測定は1台ずつ行い、停止前後を各2回程度比べます。
  4. 停止した通信を再開してから、写真のクラウド同期など次の通信で同じ比較をします。 停止した通信以外の条件は変えません。
表は横にスクロールできます →
比較結果 次に確認すること
ダウンロード停止で下り速度が改善 同時ダウンロードの集中
クラウド送信の停止で上り速度やPingが改善 上り回線の混雑
自宅NASへの転送停止で改善 宅内のWi-Fiや機器の負荷
1台だけ遅いまま その端末の同期、VPN、無線接続

2.4GHz帯に集中している場合は、別の比較として、対応端末を同じ場所で5GHz帯へ接続して試します。 5GHz帯で改善しても、接続台数が原因とは断定できません。 Nest Wifiのように帯域を自動選択する機種では、手動変更を前提にせず、実際の接続帯域を記録してください。

変わらなければ台数以外へ進む

通信を止めても全端末が遅ければWi-Fi全体の切り分け、1台だけなら1台だけ遅い場合へ進みます。 毎晩同じ時刻なら夜だけ遅い場合、ほかの上り通信を止めたときだけ改善するなら上り速度の診断を確認してください。

停止した通信と時刻、測定結果、接続帯域、ルーター型番を残してください。 停止しても差がなければ、台数だけを理由にルーターを買い替えても改善するとは限りません。