はかせ、同じWi-Fiにつないだのに、端末どうしで通信できないよ。どうして?
同じSSIDにつながっていても、端末同士の通信が許可されているとは限らんのじゃ。 機器名で接続できなくてもIPアドレスなら使えるのか、共有や印刷は使えるのにPingだけ失敗するのかを比べよう。
IP指定と機器名での接続を比べる
両端末で、接続中のWi-FiのIPアドレスとサブネットマスク、既定ゲートウェイを確認します。 Windowsはスタートで「cmd」を検索してコマンドプロンプトを開き、次のipconfigコマンドを入力します。 結果の「Wireless LAN adapter Wi-Fi」欄を確認してください。
ipconfig利用を許可された共有フォルダーを、機器名とIPアドレスの両方で開きます。 Windowsならエクスプローラーのアドレス欄へ、次の形式で1行ずつ入力します。 名前、IPv4アドレス、共有名は実際の値へ置き換えてください。
\\NASの名前\共有名 \\192.168.1.20\共有名
IP指定だけ成功するなら、名前から接続先を調べる名前解決が確認候補になります。 ただし、指定方法によって認証方式も変わる場合があるため、原因を断定せずそれぞれの成否とエラーを記録します。 IPやゲートウェイの意味は接続情報の読み方を参照してください。
Pingと実際の共有や印刷を比べる
同じコマンドプロンプトで、接続先のIPv4アドレスに置き換えて次を実行します。
ping 192.168.1.20
PingはICMPという確認用通信への応答を調べます。 タイムアウトでも、相手がこの応答だけを拒否している場合があり、端末間の通信がすべてできないとは判断できません。 共有や印刷が使えるかも試します。 逆にPingが成功して共有だけ失敗するなら、共有設定や認証、対象アプリへの通信許可を確認します。
端末分離と受信側の設定を確認する
同じSSIDでも、プライバシーセパレーターなどで端末間の通信を制限できます。 ルーターの型番別説明書で設定名と制限対象を確認してください。 ゲスト用のSSIDに接続していた場合は、管理者が端末間通信を許可した通常のSSIDで比べます。
受信側の機器が起動し、共有や対象アプリが有効かも確認します。 Windowsは「Windows セキュリティ」→「ファイアウォールとネットワーク保護」で使用中のネットワーク種別を確認し、「ファイアウォールによるアプリケーションの許可」で対象アプリの許可を照合します。 Microsoftの案内に沿い、管理端末の設定変更は管理者に任せてください。
症状に合う次の確認
- 一覧に機器名が出ないだけならLAN機器が見つからない診断へ進みます。
- NASや共有フォルダーで認証を求められるならNASの安全な確認またはPC共有の診断を確認します。
- 1台だけ失敗するなら、その端末のVPN、ネットワーク種別、ローカルネットワーク権限を確認します。
解決しなければ、両端末のOS、接続方法、IP指定と名前指定、共有とPingそれぞれの結果、エラーを管理者やメーカーへ伝えます。 公開の相談欄にはIPアドレスや共有名、ユーザー名を伏せ、パスワードは送らないでください。
