ロボ太

はかせ、AndroidがWi-Fiにつながらなくて、画面にエラーも出ているよ。どうしたらいい?

Wi-Fiはかせ

AndroidスマホがWi-Fiにつながらんときは、SSID自体が出ないのか、「保存済み」「認証に問題」「IPアドレスを取得中」と表示されるのか、Wi-Fiマークは出るが通信できないのかを分けるのじゃ。機種ごとに設定名は違っても、表示と比較結果から確認先を絞れるぞ。

先に結論

ロボ太

はかせ、まずは何を確かめればいい?

Wi-Fiはかせ

最初に同じWi-Fiを別端末で、問題のAndroidを別のWi-Fiで試すのじゃ。家中の端末が失敗するならルーター側、AndroidがどのWi-Fiでも失敗するなら端末側、自宅だけ失敗するなら保存情報やルーターとの組み合わせを優先するのじゃぞ。

Androidの表示・状態 主な確認先 次にすること
SSID自体が一覧に出ない 距離、周波数帯、SSIDの公開状態 ルーター近くと別端末で一覧を比較
「保存済み」「認証に問題」と表示 保存情報、パスワード、暗号化方式 対象SSIDだけ削除して再登録
「IPアドレスを取得中」のまま DHCP、IP設定、端末制限 IPを自動取得にして別端末と比較
Wi-Fiマークは出るがインターネットなし 回線、DNS、VPN 別サイト・別端末と影響範囲を比較
接続できるが、その後に何度も切断される 電波、移動、OS、アプリ 切断時刻と場所を記録

Wi-Fiマークが出ている場合は接続済みでもインターネットを使えないときの確認、ほかの端末もつながらない場合は家中のWi-Fiがつながらないときの診断へ進んでください。接続後に切れる場合はWi-Fiが何度も切れる原因と症状が異なります。

考えられる主な原因

ロボ太

なるほど。どうしてこんなことが起きるの?

Wi-Fiはかせ

Androidだけの接続失敗では、保存済みネットワークと端末固有の設定を優先するのじゃ。ただし「接続済み」と表示された後の通信失敗まで、すべて同じ原因と決めつけてはいかんぞ。

  • Wi-Fiパスワードや保存情報の不一致
  • IPアドレス取得の失敗
  • ランダム化MACアドレスとルーター制限の不一致
  • VPN・プライベートDNS・セキュリティアプリの影響
  • 端末が対応しない暗号化方式や周波数帯
  • OS更新後の一時的な不整合やダウンロードしたアプリの干渉

接続前・接続済み・インターネットなしを分ける

SSIDを選べない状態、認証やIP取得で止まる状態、接続後に通信できない状態では確認先が異なります。画面の文言を省略せず記録し、モバイル通信へ自動で切り替わっていないかも確認してください。

設定名はメーカーとAndroidの世代で異なる

「ネットワークとインターネット」「接続」「Wi-Fi」など設定名は機種によって異なります。見つからない項目を推測で変更せず、端末メーカーの型番別サポートを優先してください。

順番に試したい対処法

ロボ太

わかった、ぼくも試してみる!どの順番でやればいい?

Wi-Fiはかせ

次の順番で試すのじゃ。途中で改善したら、そこで作業を止めてよいぞ。

1. 表示と影響範囲を記録する

SSID、表示されたエラー、発生時刻、Androidとルーターの型番を記録してください。同じWi-Fiを別端末で試し、問題のAndroidは信頼できる別のWi-Fiでも比較します。

Google Pixelの公式トラブルシューティングも、別端末と別Wi-Fiを使って、端末・ネットワーク・インターネットのどこに問題があるかを分ける手順を案内しています。設定画面は違っても、この比較方法はAndroid端末の切り分けに利用できます。

2. Wi-Fi・機内モード・端末を再起動する

Wi-Fiを一度オフにしてからオンにし、機内モードがオフか確認してください。改善しなければAndroidを再起動し、各操作の後に同じSSIDへ接続できるかを確かめます。

3. 保存済みネットワークを削除して再接続する

正しいSSIDとパスワードが手元にあることを確認し、問題のネットワークだけを削除して追加し直してください。全ネットワークのリセットとは影響範囲が違うため、先に対象SSIDだけで試します。

4. IP設定とルーターの端末制限を確認する

家庭で固定IPを指定した覚えがなければ、対象SSIDのIP設定をDHCPまたは自動へ戻してください。「IPアドレスを取得中」のままなら、ルーターの接続台数や利用時間制限と別端末の結果を比較します。ルーターとONUの役割も確認し、DHCP設定を調べる機器を取り違えないようにしてください。

5. プライベートDNS・VPN・MAC方式を一つずつ比べる

プライベートDNSへ自分でプロバイダーホスト名を設定した場合は設定を記録し、一時的に「自動」で比べてください。VPNやセキュリティアプリも、個人所有端末で停止が許可されているものだけを一つずつ切り分けます。

ルーターがMACアドレスで端末を許可・制限している場合は、対象SSIDに表示されるランダムMACと登録済みアドレスを照合します。Androidのネットワーク詳細設定では、ランダムMACとプライベートDNSの確認場所、設定名が端末やAndroidの版で異なることが案内されています。

6. セーフモードと設定リセットは最後に検討する

最近追加したアプリの影響が疑われる場合は、端末メーカーの公式手順でセーフモードを使い、通常起動との違いだけを確認してください。セーフモードで接続できても、アプリをまとめて削除せず一つずつ特定します。

BluetoothとWi-Fiを含むネットワーク設定全体のリセットは、対象SSIDの再登録や比較で改善せず、端末メーカーが案内している場合の最後の手段です。実行前に保存済みWi-Fi、Bluetooth機器、VPNなど再設定が必要な項目を確認してください。

改善しない場合の判断基準

ロボ太

ここまで試しても直らなかったら、次はどうすればいい?

Wi-Fiはかせ

自宅以外のWi-Fiにもつながらないなら端末側、自宅だけならルーターとの設定差を優先するのじゃ。ほかの端末は使えるのに1台だけつながらない場合の共通診断も使い、端末とルーターのどちらへ相談するか決めるのじゃぞ。

相談時は、端末とAndroidのバージョン、SSID、画面のエラー、別端末・別Wi-Fiでの結果、IP設定、直前の更新を伝えてください。ルーター初期化を求められた場合は、契約情報と復旧手順を確認してから実施します。

まとめ

ロボ太

はかせ、今日もひとつ分かったよ!忘れないように、大事なことをもう一度教えて!

Wi-Fiはかせ

Androidは表示されるエラーと2方向の比較が、原因特定の手がかりになるんじゃ。対象SSIDの再登録、IP自動取得、プライベートDNS・MAC方式、セーフモードの順で進め、設定全体のリセットは最後にするのじゃぞ。