はかせ、ルーターのランプがいつもと違う光り方だよ。どこを見ればいい?
ランプが赤い、橙色、消灯しているというだけでは、故障とは決められんのじゃ。 同じ色でも、更新中だったり、正常に動いていたりと機種によって意味が違う。 型番、機器の役割、ランプ名、光り方を説明書と照らし合わせ、実際に通信できるかも確かめよう。
何より先に安全を確認する
煙、火花、焦げたような異臭、異音、変形、通常と異なる発熱、水濡れ、破損した電源コードがあれば近づかず、診断を中止してください。撮影、動画、配線確認、再起動、管理画面の確認も行わないでください。落雷中や雷が近いときも触れないでください。医療・警備・見守り・ひかり電話が依存する機器は管理者や契約先へ先に連絡してください。110・119・118へ試験発信してはいけません。光ファイバーをのぞく、端面へ触れる、強く曲げる、コネクターを抜くことや、RESET・INIT・初期化ボタンを押すことも避けてください。
危険がなければランプと通信を確認する
更新・設定保存・初期化表示があるなら完了まで待ちます。それ以外は表示を一定時間観察し、30秒間の点滅回数を記録してください。モバイル通信へ自動で切り替わっていないことを確認し、別端末のWi-Fi: 利用可/利用不可/未確認、有線LAN: 利用可/利用不可/未確認、複数のWebサイト: 利用可/利用不可/未確認、電話・テレビ: 利用可/利用不可/未確認で比べます。
機種ごとに異なるランプの読み方
本体ラベルの型番と、ランプ横に書かれた名前を確認してから、該当する表を読んでください。 以下は6社の代表的な機種と表示の例であり、すべての状態を網羅した表ではありません。 同じメーカーでも型番や動作モードが違えば意味が変わるため、表にない組み合わせは機器の説明書で照合します。 ランプの消灯設定がある機種では、その設定も確認してください。
NTT東日本 PR-600KI
下表はPR-600KIのONU機能側のランプです。 前面上部の「ルータ電源」と、下部の「電源」は区別してください。
表は横にスクロールできます →| ランプと表示 | 意味 | 次に確認すること |
|---|---|---|
| 認証が消灯 | 起動準備中、または機器の故障 | 起動後も通信できなければ、ほかのランプと併せて契約先へ相談する |
| UNIが消灯 | 内蔵ONU機能を使えない状態 | 認証と光回線の表示も記録する。パソコン側のLANポートの状態とは分けて判断する |
| 光回線が橙点滅 | ONU用ファームウェアをダウンロード中 | 電源を切らず、電源ランプが赤点滅から緑点灯に変わるまで待つ |
| 電源が赤点滅 | ONU用ファームウェアのダウンロードが完了 | 更新に伴う再起動と緑点灯を待つ。手動で電源を抜かない |
出典はNTT東日本の取扱説明書(PDF)の2ページ「各部の名称」と7ページ「故障かな?と思ったら」です。 2ページの脚注6では、ONU用ファームウェアのダウンロードについて利用者による操作は不要とされています。
SoftBank 光BBユニット E-WMTA2.4
「回線」と「Wi-Fi」は、同じ緑点滅でも別の動作を表します。
表は横にスクロールできます →| ランプと表示 | 意味 | 次に確認すること |
|---|---|---|
| 回線が緑点滅 | ファームウェアの更新中 | 電源を切らず、処理が終わるまで待つ |
| Wi-Fiが緑点滅 | WPSによる接続設定中 | 更新とは区別し、接続したい端末側の設定を確認する |
| Wi-Fiが消灯 | Wi-Fiが無効、または必要なサービスに未加入 | Wi-Fi設定と契約内容を確認する |
| 電話1が消灯 | 電話サービスの申込がなければ正常。申込済みなら不具合の可能性 | 電話の契約がある場合はSoftBankへ相談する |
出典はSoftBankのランプ説明にある「光BBユニット(EWMTA2.4)」の表です。 同じページのONU、ホームゲートウェイ(S)、E-WMTA2.3の表と取り違えないでください。
au ホームゲートウェイ BL1000HW
表は横にスクロールできます →| ランプと表示 | 意味 | 次に確認すること |
|---|---|---|
| ネットが橙点灯 | LAN側でネットワークのループを検出 | LANケーブルをたどり、機器同士を輪につなぐ配線がないか確認する |
| 無線が赤点灯 | レーダーとの干渉を避けるDFSが動作中 | 再起動を繰り返さず、表示とWi-Fi接続の復帰を待つ |
| 無線が赤点滅 | WPSによる接続設定に失敗 | 接続したい端末側のWPS手順を確認する |
| 電源が橙点灯 | ファームウェアの更新中、または設定情報の書き換え中 | 電源を切らず、処理が終わるまで待つ |
出典はauの「ホームゲートウェイ(BL1000HW)」の表と注記です。 とくに無線の赤は、点灯か点滅かによって確認先が変わります。
Aterm WX5400HPを親機として使う場合
表は横にスクロールできます →| ランプと表示 | 意味 | 次に確認すること |
|---|---|---|
| ACTIVEが橙点灯 | ブリッジモードで動作中 | 想定したモードで通信できていれば、そのまま使う |
| POWERが橙点灯 | 更新中、設定保存中、またはWPS設定の完了 | 自動更新の可能性があるため電源を切らず、表示の変化を待つ |
出典はAterm WX5400HPの「親機としてご使用になる場合」の表と注記です。 中継機や子機として使う場合、ACTIVEの橙点灯は親機と2.4GHzで接続している表示なので、この表を当てはめないでください。
Buffalo WNR-3000AX4
表は横にスクロールできます →| ランプと表示 | 意味 | 次に確認すること |
|---|---|---|
| INTERNETが消灯 | 未接続を示すが、接続できていても消灯する環境がある | 実際にWebサイトを開けるか確認する。接続できれば故障扱いしない |
| ROUTERが消灯 | APモード、またはWBモード(中継機)で動作中 | 予定どおりのモードか確認する。消灯だけを理由に切り替えない |
出典はBuffaloのランプ説明にある「WNR-3000AX4」の表です。 端末に近い機器の表示だけでは回線全体の正常性は分からないため、モードと実際の通信を併せて確認します。
I-O DATA WN-DAX6000XR
表は横にスクロールできます →| ランプと表示 | 意味 | 次に確認すること |
|---|---|---|
| ステータスが赤点滅 | 初期化中、またはファームウェアの更新中 | 電源を切らずに待つ。直前に初期化操作をしたかも確認する |
| ステータスが消灯 | インターネットに未接続、またはLED消灯モード | LEDの表示設定と実際の接続状態を確認する |
出典はI-O DATAの詳細ガイド「各部の名前と機能」の前面ランプ表です。 この機種では、赤点滅だけで故障と判断して電源を抜かないでください。
再起動する前に確認すること
ランプが更新中を示している間は、その機種の説明に従って待ちます。 説明書に示された時間を過ぎても表示が変わらない場合や、どの状態か判別できない場合は、型番とランプの状態を契約先やメーカーへ伝えてください。 再起動が必要と分かった場合も、電源を切る順番や待ち時間は機種ごとに異なります。 ONUやルーターの再起動順と公式の待ち時間を確認してから操作してください。
契約先やメーカーへ伝えるランプの状態
- 契約先・サービス:
- 発生日時/最後に正常だった日時:
- 機器の型番/役割/現在の動作モード:
- 30秒間の点滅回数:
- 更新・設定保存・初期化表示: あり/なし/未確認
- LED消灯設定: あり/なし/未確認
- 別端末: 利用可/利用不可/未確認
- WAN側アドレス: 取得済み/未取得/未確認
- 未確認の項目:
貸与機器は契約先へ最初に相談してください。光コラボレーションでは一次窓口が契約した光コラボ事業者、市販ルーターはメーカーへ相談してください。機器の役割を確認し、どの機器のランプかも伝えてください。画像はSSID、暗号鍵、管理パスワード、QRコード、MAC・BSSID、製造番号、電話番号、PPPoEなどの接続ID、契約番号、氏名・住所を切り取って共有してください。
