ロボ太

はかせ、有線なのに100Mbpsより速くならないよ。ケーブルを挿しただけじゃだめなの?

Wi-Fiはかせ

有線の速度測定が100Mbps前後で止まっても、回線契約が原因とは限らんぞ。 最初にOSが示す「リンク速度」を確認するのじゃ。 リンクが100Mbpsなら端末から直前の機器まで、1Gbps以上ならその先の各リンク、回線、測定条件を調べるのじゃ。

最初にリンク速度を確認する

リンク速度は、端末のLANアダプターと直前のルーター、ハブ、ドックなどが交渉した速度です。 インターネットの実測値とは別で、制御情報が加わるため、実測値がリンク速度と同じになるとは限りません。

WindowsではPowerShellでGet-NetAdapter | Select-Object Name, LinkSpeedを実行し、使用中のEthernet行のLinkSpeedを読み取ります。 詳細はMicrosoftのGet-NetAdapter公式仕様で確認し、ほかのOSではネットワーク設定またはLANアダプターの管理画面からリンク速度を読み取ってください。

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確認結果 次に確認する範囲
リンクが100Mbps ケーブル、端子、壁配線、途中機器、両端のポート
リンクは1Gbps以上で実測だけ遅い 先にある各リンク、WANポート、回線、測定条件

100Mbpsになる区間を一つずつ外す

TP-Linkのギガビットスイッチ仕様(PDF)では、1000BASE-Tにカテゴリー5e以上の4対、100BASE-TXに2対のケーブルを指定しています。 この仕様差から、ケーブルや壁内配線の一部に結線問題がある場合は、接続を保ったまま100Mbpsへ下がる可能性を疑えます。

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確認するもの 読み取る点
両端のポート 仕様が10/10010/100/1000かを型番の仕様表で確認する
LANケーブル カテゴリー5e以上か、4対結線か、端子や被覆に損傷がないかを見る
途中機器 ドック、USB LANアダプター、ハブ、壁配線を一つずつ迂回する
  1. 端末からルーターまでにあるケーブル、壁配線、ドック、ハブを接続順に記録します。
  2. 動作確認済みの短いカテゴリー5e以上のケーブルで、端末とギガビット対応ポートを直結します。
  3. 1Gbpsになった場合は途中機器を一つずつ戻し、100Mbpsへ下がった区間を確認します。
  4. 直結でも100Mbpsの場合は、別ポート、別ケーブル、別LANアダプターを一つずつ試し、試験ごとに元の構成へ戻してリンク速度を比較します。

IntelのEthernetケーブル案内では、壁面端子など途中の配線部材にもケーブル以上のカテゴリーを求めています。 ケーブル表面の表記だけでは、経路全体が正常かまでは判断できません。

速度とデュプレックスは自動のまま試す

Intelの速度とデュプレックス設定ガイドでは、銅線接続の既定値を自動ネゴシエーションとし、手動設定は古いスイッチなどとの接続で必要な場合に限っています。 速度を1Gbpsへ固定しても、100Mbpsまでのポートや不完全な配線をギガビット対応にはできません。

リンクが1Gbpsになった後に実測する

リンクが1Gbps以上になったら、有線接続だけで同じ測定先を2〜3回使い、時刻、下り、上りを記録します。 端末のリンクは1Gbpsのまま実測だけが遅ければ、その先のリンクとWANポートを確認してから、別端末、別の測定先、別の時間帯を一つずつ比較してください。 速度測定の読み方を使うと、回線、測定先、端末負荷、混雑の差を整理できます。

改善しない場合は、各機器の型番とポート仕様、ケーブル表記、直結時と通常構成のリンク速度、実測値、発生時刻を記録します。 リンク自体が消える場合は速度問題と混ぜず、有線LANがつながらない診断へ進んでください。