はかせ、ルーターのすぐ近くなのにWi-Fiが遅いよ。どうして?
電波の表示が強くても、インターネットまで速いとは限らんのじゃ。 端末の処理、通信の混雑、WANポート、回線、通信先のどこかで速度が制限されれば、ルーターの近くでも遅くなるぞ。 別の端末、別の周波数帯、有線LANの順に比べてみよう。
別端末と有線LANでも同じように遅いか
同じ場所と測定先で、遅い端末、別端末、有線LANを各2〜3回、1台ずつ順番に測ります。 時間を大きく空けず、前の測定が終わってから次を始めてください。 同時に測ると測定の通信同士が帯域を分け合い、速度が低く出る場合があります。 下り、上り、Pingと接続帯域を記録してください。
| 結果 | 優先する範囲 |
|---|---|
| 1台だけ遅い | 端末、同期、VPN、ドライバー |
| 2.4GHzだけ遅い | 帯域の混雑・干渉 |
| Wi-Fi全体が遅く有線は正常 | 無線設定、親機、端末集中 |
| 有線も複数端末も遅い | ルーターWAN、ONU、回線、測定先 |
Windowsの公式Wi-Fi診断も、別帯域や有線を含めて範囲を分ける手順を案内しています。
同時通信と周波数帯を変えて測る
- 写真同期やゲームのダウンロードなど、一時停止できる大容量通信を一つだけ止める
- 2.4GHzと5GHzを同じ端末で比べる
- 別端末でも再現するか確認する
- 有線ではリンク速度と使用ポートも記録する
- 別の測定先と実際に遅いサービスを比べる
VPNを使う端末と使わない端末は通信経路も異なるため、VPNの有無を記録します。 業務用や学校のVPNを無断で止めないでください。 周波数帯で差が出たら2.4GHzと5GHzの比較、1台だけならVPNの比較手順も含む端末側の診断、夜だけなら時間帯の診断へ進みます。
有線も遅ければ回線側へ進む
有線と複数端末が複数の測定先で遅いなら、電波強度では説明できません。速度測定の公式解説を参考に時間帯を変えて記録し、契約先の障害情報を確認します。
相談時は端末、帯域、下り速度、上り速度、Ping、有線のリンク速度、使用ポート、ルーターとONUの型番、発生時刻を伝えてください。 家中でどこが遅いかを調べるにはWi-Fi総合診断、回線障害かを調べるには障害か自宅かの診断を使えます。
