ロボ太

はかせ、このサイトだけ開かないよ。ほかのサイトは見られるのに、どうして?

Wi-Fiはかせ

ほかは開くのに一つのサイトだけ開かないときは、設定を消す前に「エラー表示」「1ブラウザだけか」「1台だけか」「同じWi-Fi全体か」を比べるのじゃ。秘密を含まない公開URLだけを使えば、安全に相談先を絞れるぞ。

エラー表示と開けない端末を確認する

認証情報や個人情報が含まれていないことを確認し、エラーコード、メッセージ、発生時刻を記録します。 次の表から、表示や症状に合う確認先を探してください。

観察した結果 最初の確認先
ERR_NAME_NOT_RESOLVEDなど名前解決エラー 対象ドメイン、DNS、ブラウザ独自DNS
401・403・404・429・451・5xx 認証、権限、回数制限、サイト・CDN
証明書・安全な接続の警告 URL、端末時刻、証明書、管理環境
1ブラウザだけ失敗 プロファイル、サイトデータ、拡張機能
1台の全ブラウザだけ失敗 hostsファイル、VPN、プロキシ、端末設定
同じWi-Fiの複数端末だけ失敗し、別回線では開く 家庭側DNS、フィルター、ルーター、上流経路
独立した端末・複数回線でも同じ公開ページだけ失敗 サイト、CDN、地域または対象機能

名前解決エラーが一つのドメインだけならサーバーIPが見つからない場合、複数へ広がるならDNSサーバーが応答しない場合へ進みます。1ブラウザだけなら特定ブラウザの診断、1台だけならほかの端末は使える場合が近道です。

比較に使ってはいけないURLと警告画面

認証コード、トークン、署名、メールアドレスなどを含むURLは、別ブラウザ・端末・第三者へ移さないでください。メールの認証リンク、パスワード再設定、マジックリンク、決済・予約・送信完了URLも比較には使いません。

RFC 6750はBearerトークンを開示から守る必要を示し、RFC 9700 §4.3は認可コードを含むURLがブラウザ履歴から漏れる脅威を扱っています。記録するときはクエリ値とフラグメントを消し、公式トップから同じ公開ページを開き直します。

証明書の警告が出たら、その先のページへ進まないでください。Appleの証明書案内を参考にURLを確認し、OSの日付、時刻、タイムゾーンが正しいか確かめます。時刻が正しくても警告が残る場合は、独自のルート証明書を導入・削除せず運営元または管理者へ連絡してください。

決済や送信の結果が分からない場合は再実行せず、履歴・残高・受付番号・確認メールを公式経路で確認します。

HTTPエラーや証明書警告の意味

Chromeの共通エラー一覧のように、名前解決、接続、証明書は別の表示です。相談するときは「開かない」だけで済ませず、表示された番号やコードも伝えてください。

表示 読み取れる範囲と次の行動
401・403 認証または権限。IDやパスワードを繰り返し入力せず公式窓口で条件を確認
404 対象リソースがないか非公開。サイト全体停止とは扱わない
429 短時間の要求過多。Retry-Afterと案内まで待つ
451 法的要求による利用不可。VPNや国設定変更で回避しない
500・502・503・504 サーバーまたはゲートウェイの応答。時刻を残し公式稼働情報を確認
Cloudflare 522 Cloudflareから接続先までのタイムアウト。端末データを消さず復旧を待つ
secure connection failed HTTPSの相手を安全に確認できない。続行せずURL・時刻・管理状態を確認
画像・ログイン・送信だけ失敗 HTML後の別ホスト、Cookie、スクリプト、認証機能を確認

RFC 9110、RFC 6585の429、RFC 7725の451、Cloudflare 522の説明は、同じ「開かない」でも意味が違うことを示しています。番号だけで自宅DNSやCookieを原因にしないでください。

同じ公開URLを一条件ずつ比べる

公式トップや公開ヘルプなど、ログイン・入力・購入を伴わないURLで次の順に比べます。

  1. 元の端末・ブラウザ・回線で基準を記録する
  2. 同じブラウザのプライベートモードだけ変える
  3. 同じ端末でブラウザだけ変える
  4. 同じWi-Fiの許可された独立端末へ変える
  5. 許可された別回線と独立端末へ変える

Chromeの公式手順はシークレットモード・拡張機能・閲覧データを段階的に確認します。ただしプライベートモードで改善しても、Cookie、サイトデータ、拡張機能のどれかは未確定です。同じ端末で回線だけ変えてもVPN、プロキシ、hostsファイル、時刻、証明書、アカウントは残ります。

全サイトと複数アプリまで使えないならWi-Fi接続済みでもインターネットなし、同じWi-Fiの全端末へ広がるなら回線障害か自宅の問題か、アプリだけなら特定アプリの通信診断へ切り替えます。

Safariでプライベートリレーを使っている場合

iCloudプライベートリレーを使っていると、IPアドレスで利用者を確認する一部のサイトが開けないことがあります。 Appleのプライベートリレーの案内では、そのサイトに限ってIPアドレスを一時的に公開する方法が示されています。 この比較は、プライベートリレーを利用中で、証明書などの警告が出ていない正規のサイトを確認する場合に限ります。 操作中はサイトへIPアドレスが伝わり、ネットワーク事業者も閲覧先を把握できる点を確認してから試してください。

  1. iPhoneのSafariで対象の公開ページを開き、検索欄の「ページメニュー」から「IPアドレスを公開」を選びます。 「プライバシーとセキュリティ」が表示される版では、その中にある「IPアドレスを公開」を選びます。
  2. 同じページが表示されるか、一度だけ確認します。 この比較中に回線やCookieなど、ほかの条件は変えません。
  3. 確認が終わったら、そのサイトを開いたタブを閉じます。 AppleのiPhoneユーザガイドによると、サイトを離れるかタブを閉じると、そのサイトへの一時的なIPアドレス公開が終了します。 ほかのサイトではプライベートリレーが有効なままです。

IPアドレスを公開したときだけ開けるなら、その結果をサイト運営元へ伝えてください。 改善しなければ原因は確定していないため、全サイトやWi-Fi全体のプライベートリレーをオフに広げず、元の条件でほかの比較結果を確認します。 メニューが見つからない場合も、Appleの案内と利用中のOS版を照合してください。

ブラウザ、端末、自宅Wi-Fiごとの確認先

1ブラウザだけならサイトデータ・拡張機能・Secure DNS、1台だけならhostsファイル・端末VPN・プロキシ・時刻、同じWi-Fiだけなら家庭側DNS・フィルター・ルーターを確認します。

RFC 8499ではNXDOMAINとSERVFAILは別のDNS応答です。ChromeのSecure DNS案内のとおりブラウザとOSで名前解決経路が異なる場合もあります。公開DNSを手当たり次第に試したり、DoHの例外設定や家庭・組織のフィルターを迂回する設定を安易に追加したりしないでください。

IPv4・IPv6もサイト名だけで片方を原因にしません。RFC 8305は複数候補をずらして試す設計を扱い、DS-LiteのようにグローバルWAN IPv4表示がなくてもIPv4サービスを提供する方式があります。 IPv6や保護機能を一括で無効化せず、契約や機種に合う公式手順だけを一項目ずつ試してください。

問い合わせには、認証情報や個人情報を除いたエラーコード・文言、時刻、端末・ブラウザ版、条件を一つずつ変えて比べた結果を伝えてください。