ロボ太

はかせ、このブラウザだけサイトが開かないよ。ほかのブラウザでは開くのに、どうして?

Wi-Fiはかせ

同じ端末、同じ時刻、同じ公開URLを別ブラウザでは開けるなら、特定のブラウザだけにある設定や保存状態を確認するのじゃ。 拡張機能やサイトデータ、Secure DNSを一つずつ確かめよう。 どのブラウザでも開けないなら設定は消さず、サイトやDNS、VPN、回線側を調べるのじゃ。

比較結果から次の操作を選ぶ

結果 優先する確認
プライベート画面だけ成功 サイトデータ、ログイン状態、拡張機能
拡張機能を止めたときだけ成功 その拡張機能の設定、更新、対応状況
別ブラウザも失敗 URL、DNS、VPN、サイト側
特定サイトだけ失敗 そのサイトのCookie、証明書、障害情報

Chromeの公式手順、AppleのSafari公式手順、Microsoft Edgeの公式案内から、使うブラウザに合う項目だけを選びます。

エラー表示によって確認する場所が違う

失敗状態 優先する確認
名前解決エラー Secure DNS、VPN、端末のDNS、サイト障害
証明書または安全性の警告 端末日時、証明書、管理ネットワーク
ログインループやリダイレクト過多 対象サイトのCookie、アカウント状態
白紙、フリーズ、強制終了 拡張機能、ブラウザとOSの更新

証明書警告を「ブラウザだけの不具合」と決めて進むと、危険なページや通信の検査を見落とします。 警告画面を回避せず、会社や学校のネットワークでは管理者へ確認してください。

データを消す前に別の画面や設定で試す

以下の画面操作は、WindowsとmacOSのChrome、Windows 11のEdge、MacのSafariを対象にしています。 スマホ版や古い版では画面が異なるため、使っているOSとブラウザの公式案内を確認してください。

  1. エラー全文、発生時刻、公開URLのドメイン、ブラウザとOSの版を記録します。 認証情報や個人情報を含む完全なURLは記録から外します。
  2. 公式トップから同じ公開ページを開き直し、同じ端末の別ブラウザと結果を比べます。 別ブラウザも失敗するなら、失敗するブラウザのデータ削除へ進みません。
  3. 失敗するブラウザのプライベート画面で、同じ公開ページを試します。 開けた場合はCookie、ログイン状態、拡張機能などの影響が考えられますが、どれが原因かはまだ分かりません。
ブラウザ プライベート画面を開く場所
Chrome 右上の「その他」→「新しいシークレット ウィンドウ」
Edge 右上の「設定など」→「新しい InPrivate ウィンドウ」
Safari メニューバーの「ファイル」→「新規プライベートウインドウ」

ChromeのシークレットモードとEdgeのInPrivateは、比較が終わったらそのモードのウィンドウをすべて閉じます。 Safariも比較用のプライベートウインドウを閉じ、通常の画面へ戻って次を確認します。 プライベート画面ではCookieや拡張機能の扱いが通常と異なるため、そこで失敗しただけではサイトデータの異常も正常も確定しません。

拡張機能を一つずつ停止して比べる

通常の画面に戻り、自分で追加した拡張機能のオンとオフを一つずつ比べます。 削除せずに停止し、同じ公開ページを再読み込みしてください。

ブラウザ 一時的にオフにする場所
Chrome 右上の「その他」→「拡張機能」→「拡張機能を管理」で、対象のスイッチをオフ
Edge アドレスバー右側の「拡張機能」→「拡張機能の管理」で、対象のスイッチをオフ
Safari 「Safari」→「設定」→「機能拡張」で、対象の選択を解除

Chromeの拡張機能管理とEdgeの拡張機能管理では、削除とは別にオンとオフを切り替えられます。 改善しなければ同じ場所で元へ戻し、次の一つを試してください。 特定の拡張機能を止めたときだけ開けるなら、その名前と版を記録し、提供元の更新情報や対象サイトへの対応を確認します。 会社や学校の管理対象、または保護のため必須の拡張機能は停止せず、管理者へ結果を伝えてください。

プライベート画面だけ開ける場合は対象サイトのデータを確認する

拡張機能を一つずつ比べても原因が分からず、プライベート画面では対象サイトが開ける場合に、そのサイトだけのデータ削除を検討します。 削除するとログアウトや保存済み設定の消失が起こり、削除前の状態には戻せません。 未送信の入力を保存し、パスワードや二段階認証など再ログインに必要な情報を用意してから進めてください。

ブラウザ 対象サイトだけを選ぶ場所
Chrome 「設定」→「プライバシーとセキュリティ」→「サードパーティ Cookie」→「すべてのサイトデータと権限を表示」でサイト名を検索し、対象の削除ボタンを選ぶ
Edge 「設定」→「プライバシー、検索、サービス」→「Cookie」→「すべての Cookie とサイト データを表示」でサイト名を検索し、対象を展開して削除ボタンを選ぶ
Safari 「Safari」→「設定」→「プライバシー」→「Webサイトデータを管理」で対象サイトを選び、「削除」→「完了」

画面名が異なる場合は、ChromeのCookie管理、EdgeのCookie管理、Safariの公式手順と照合してください。 「すべて削除」を選ばず、削除後は通常の画面で同じページを確認します。 改善しない場合は別サイトのデータ削除へ広げず、削除したサイト名と結果を相談先へ伝えます。

名前解決エラーやSafariだけの不調が残る場合

名前解決エラーが続く場合は、DNS診断でブラウザと端末のDNS、VPNの利用状況を分けて確認します。 Secure DNSやプロキシを自分で変更していた場合も、元の値を記録し、複数項目を同時に切り替えないでください。

Safariだけで特定サイトを開けず、iCloudプライベートリレーを利用中なら、プライベートリレーとサイトの相性を確認する手順も参照してください。 MacとiPhoneではメニューが異なるため、Macでの操作はAppleのSafari向け案内を使います。 サイトごとの比較から、全サイトの保護機能をまとめてオフにする操作へ広げないでください。

変更した設定と結果を記録する

表は横にスクロールできます →
試行 変えた条件 変えずにそろえる条件 結果
A ブラウザだけ 端末、時刻、公開URL、ネットワーク 記入
B 通常とプライベート画面 ブラウザ、端末、公開URL、ネットワーク 記入
C 拡張機能を一つだけ ほかの拡張機能、公開URL、時刻 記入

条件を二つ以上変えると、成功しても何が効いたのか分かりません。 拡張機能などの切り替えは比較ごとに元へ戻し、同じ公開URLを一度だけ再読み込みしてください。

別ブラウザも同じサイトだけ失敗するなら、特定サイトの診断へ進みます。 複数サイトで名前解決エラーになるなら、DNS診断へ分けてください。

ブラウザやサイトの窓口へ伝える情報

ブラウザと版、OS、公開ドメイン、エラー全文と時刻、通常画面、プライベート画面、別ブラウザの結果、停止した拡張機能と削除したサイトデータの範囲を記録します。 URL、履歴、Cookie、認証トークン、同期アカウントは送らず、ブラウザ提供元またはサイト運営へどの条件で開けたか、開けなかったかを伝えてください。