ロボ太

はかせ、Pingっていう数字が高いみたい。ゲームや通話の遅れと関係があるの?

Wi-Fiはかせ

Ping値が高いときは、ルーターまで、外部の測定先まで、実際のゲーム・通話先までを同じ回数で比べるのじゃ。Windowsでping -tを止めたいだけなら、コマンドプロンプトを選んでCtrl+Cを押す。統計を表示して続けるCtrl+Breakとは別じゃぞ。

WindowsとMacで30回ずつ測る

Microsoftのping公式解説によるWindowsの公式構文はping /t 宛先です。診断では無期限に続けず、ping /n 30 宛先で回数をそろえます。宛先は、測定する機器のIPアドレスやホスト名に置き換えてください。

Windowsではipconfigで現在の接続のデフォルトゲートウェイを確認します。Microsoftのipconfig公式解説も、引数なしでゲートウェイなどを表示すると案内しています。macOSはAppleのWi-Fi詳細画面でルーターを確認し、ping -c 30 宛先を使います。

Windowsでは、pingの終了時に表示される最小値、平均値、最大値、損失を記録してください。Windows標準pingは中央値とP95を表示しないため、手計算は必須ではありません。算出できる場合だけ併記します。

Ping・Jitter・lossを別々に読む

Pingは測定先との往復時間です。RFC 2681は複数観測の分布を扱い、P95は、観測値の95%がその値以下となる境界です。「何ms以下なら必ず正常」という共通の基準はありません。 測定先や経路に加え、ゲームや通話で実際に何が起きているかも確認します。

Jitterは「最大Ping−最小Ping」とは限りません。RFC 3393は片方向のIP Packet Delay Variationを定義し、RFC 5481は複数の変動指標を比較しています。連続するRTTの差を計算しても、その値を各サービスが表示するJitterと同じものとして扱うことはできません。ICMPの未応答も、実サービスのlossと直ちに同一視せず、パケットロスの診断で確認します。

ルーター・外部・利用先を一条件ずつ比較する

  1. ゲームの入力遅延、通話の重なりなど、困っている動作と時刻を記録します。
  2. 同じ端末・接続・時間帯で、ルーター宛てと公式に案内された外部宛てを各30回測ります。
  3. 可能なら同じ端末を有線にし、同じ宛先・回数で比べます。Wi-Fiだけ悪ければ距離・帯域、ルーター宛ては安定して外部だけ悪ければ上り通信・回線、特定サービスだけ悪ければ公式稼働情報を優先します。
  4. オンラインゲームのラグやビデオ会議の停止は、汎用pingだけでなくサービス内のRTT、Jitter、lossと、実際の遅れや途切れを確認します。

問い合わせ用には次の一行を残します。

各30回の最小/平均/最大/損失(算出した場合は中央値/P95):

相談時は端末・OS、Wi-Fi/有線、発生時刻、測定先の分類、30回分の測定結果、上り通信の状況、別端末との差を公式サポートや管理者へ伝えてください。