目的 同じ端末・場所・家庭内Wi-Fiで、宅内gatewayと外部ICMP応答先を短い間隔で交互に測り、単発値では見えないRTTの幅を限定観察として残す。 取得日 2026-07-24 JST 環境 - Apple Silicon Mac(機種名・識別情報は非公開) - macOS 26.3.2 - 家庭内Wi-Fi(SSID、IPアドレス、MACアドレス、回線事業者、interface名は非公開) - 障害を再現していない通常利用時 取得手順 1. OSの既定経路からgatewayをローカルで取得した。addressは公開データへ保存していない。 2. 外部は、取得時にICMP応答を確認できた公開到達先を1件使用した。addressとhostnameは公開データへ保存していない。 3. OS標準pingをnumeric表示、30 probe、0.2秒間隔、応答待ち上限1秒で実行した。実行形は `ping -n -c 30 -i 0.2 -W 1000 ` とした。 4. gateway 30 probe、external 30 probeの順を1 setとし、同じ条件で3 set繰り返した。2対象は同時測定ではない。 5. 人工的なupload・download負荷は加えていない。家庭内の他端末による通常通信、Wi-Fiの電波条件、端末の省電力状態は固定・記録していない。 6. 各応答からrun_id、target_class、connection_type、sequence、outcome、rtt_msだけを抽出した。 公開列 - run_id: set番号と抽象化した対象 - target_class: gatewayまたはexternal - connection_type: wifi - sequence: 各run内の1から30 - outcome: replyまたはtimeout - rtt_ms: reply時にpingが表示した往復時間 集計方法 - 各target_classは3 run、合計90 probe。 - 中央値は、90個を昇順に並べた中央2値の平均。 - P95はnearest-rank法の95 percentile。 - 隣接RTT差は、同じrun内で連続してreplyした2 probeのrtt_msの絶対差。各target_classで87差を得た。 - 隣接RTT差は公開値から変動幅を読み直すための透明な補助集計であり、RFC 3393の片方向IP Packet Delay Variationや、各サービスが表示するJitterと同じ指標ではない。 集計結果 - gateway: 90 reply、0 timeout、最小2.759ms、中央値6.143ms、P95 79.434ms、最大103.391ms - gateway隣接RTT差: 中央値7.307ms、P95 73.383ms - external: 90 reply、0 timeout、最小5.696ms、中央値7.940ms、P95 66.467ms、最大95.032ms - external隣接RTT差: 中央値3.293ms、P95 67.209ms 匿名化 - 保存・公開していない: gatewayと外部到達先のaddress・hostname、SSID、BSSID、MACアドレス、interface名、回線事業者、端末の機種名・識別情報、正確な実施時刻。 - 公開CSVには、記事の区間比較と集計再計算に必要な抽象分類と数値だけを残した。 限界 - 1台、1か所、1家庭内Wi-Fi、1日、約36秒分の限定観察であり、有線LAN、別端末、別時間帯、混雑時を比較していない。 - 不調、ゲーム遅延、通話不良、packet lossを再現しておらず、設定変更や復旧効果も確認していない。 - gatewayとexternalは逐次測定のため、同じ瞬間の差ではない。externalのRTTからgatewayのRTTを差し引いて回線区間の遅延とは扱わない。 - ICMP応答の優先度や経路は実サービスと異なり得る。応答しない対象だけで障害・故障を断定できない。 - 公開データは「短い観察でも中央値と上位値が離れることがある」「外部だけでなくgatewayも同じ手順で測る必要がある」を説明する例に限る。 公開ファイル - public/evidence/high-ping-fix/latency-probes-2026-07-24.csv - public/evidence/high-ping-fix/latency-probes-method-2026-07-24.txt